シルビア・ナカッチについて その2

シルビアの学びをわかりやすく体系化することは
チョー難しい。

おそらく、シルビアの頭の中では
ちゃんと体系立てられているのだと思う。

しかし、最初の何年かは
ワークを何度受けても、
これとあれが、こう繋がって・・・
なんていう関係性もよくわからないし、

いろんなことが分類できないままに
ただただ情報が重なっていって
カオスになっていった。

シルビアの本が出たのが2012年
「本に全部書いたわ」

シルビアはそう言っていた。

今でも、何か質問すると、本に全部書いてある
という。
しかし、シルビアの全部なんて
一冊の本に収まるわけがない。
文字化されていない
水面下の情報を汲み取れということなのか!!

シルビアの中で当たり前と思っていることは
書く必要がないと思って
全部、すっとばしてるだろ~
と突っ込みたくなる。

日本語版が2016年に出て、
あ〜やっと、わかようになる。
そう思ったけれど
それはぬか喜びだった。

わかりにくいからこそ、
学び続けることになったので
それもシルビアの一つの作戦なのか!
と思ってしまう。


私の疑問は、
ずっと「ヨガ」だった。
どこがヨガなのか、当初は全くわかっていなかった。

テキストの中にも
ヨガについての解説は
ほとんど書かれていない。

けれど途中で、いきなり
『ダーラナ』がでてくる。

???
となる。

初版の訳はダーラナではなくダラーナとなっちゃっている。
わかんないから、雰囲気で訳しちゃった単語の一つ
(他にも実はある。)


このダーラナは
ヨガ・スートラを読めば、すぐにでてくる言葉ではあるので
不勉強を指摘されれば、
「まさにそうです。すいません。」
と言わざるを得ないことではありますが・・・。

まあ、基本は自分で勉強しなさい
ということなんでしょう😭。


私自身もそうだったのだが、
ヨガは健康になるためのエクササイズのひとつ
ぐらいにしか思っていない人が
ほとんどではないかと。

ヨガの先生なら、
一通り学んでおられるのかもしれないが
フィットネスジムとかのヨガのクラスには
出てこない気がする

なので、
いきなりダーラナとであうと、戸惑うのである。
アーカンダもしかり。

こんな具合で
初心者がいきなり本だけ読んでも
なかなか、ハードルが高い。

全く初めての人が戸惑わないように
シルビアが当たり前だと思って
すっ飛ばしてるところを
補っていくのが、私の役割なのか・・・

今はそんな気持ちでやっている。

まあでも
シルビアからもらったものを
そのまま味わって、歌っているだけでも
十分だし、
必要なものはちゃんと受け取れる。
感覚派の人にしてみれば
なんの問題もないのかもしれない。

でも、ちゃんと理解したい
と思う気持ちもわかる。

なので、ベーシッククラスでは、
本には書いていないことも
かなり勝手に補ってしまった

ヨガ・オブ・ボイスの入り口で
挫折してしまったら、
ほんとうにもったえないので、
もし、すでに挫折されてる方がおられたら
ぜひ、ベーシッククラス、お越しください。

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この記事を書いた人

飛南 吏玲(森すみれ)
(表現セラピスト/VoxMundiSchool認定ヨガ・オブ・ボイスティーチャー)
阪神淡路大震災後のボランティアをきっかけにアートセラピーに取り組み、1997年より子どもや大人の自由創作スペース「ミューズハウス」をスタート。2006年にアーツ・コミュニケーション・ラボを設立。心理学、アーツセラピーに関する研究を続けながら、講座を展開して、アーツセラピーの普及にも力を注ぐ。また、2015年、声を自由にし、声を通して自分の本質へと導くヨガ・オブ・ボイス(アメリカVox Mudi School)の日本人ではじめてティーチャーのサーティフィケートを取得。
現在は、神戸を拠点に講座やワークショップ、オンラインクラスのほか、宿泊型の自然のと触れ合うアートリトリートを開催。シャーマニックな場、要素を大切にして、アーツセラピー 、ヨガ・オブ・ボイスを提供している。
薬剤師としての経歴もあり「Art as Medicine」薬の代替としてのアートこそ、これからの時代は必要だと考えている。
その他、2012年からは毎年、Touch Artsプロジェクトの代表として、ボランティアベースで、「大人も子どもも自由にアートで表現できる場」としてのイベントを開催し続けている。

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