トラウマフォーカス・ド・表現アーツセラピー

レインボーダンスとトラウマ・ヒーリング


<こんな方におすすめです>

□子どもや大人のケアに関わっている方

□トラウマケアの具体的な方法を学びたい方

□心理・教育・福祉・医療・セラピー領域で働く方

□自分自身の回復やセルフケアを求めている方

ワークショップ概要

トラウマを経験した人が癒やされていくためには、

**「安心して心と体を解放できる状態」**がとても大切です。

今回ご紹介する 「レインボーダンス」 は、

まさにその状態を自然に生み出すことができる、

ダンス・ムーブメントをベースにしたセラピーアクティビティ。

子どもから大人まで幅広く取り組める方法として、

世界各地で実践が広がっています。

午前は「レインボーダンス」を実際に体験し、

午後はこの「レインボウーダンス」を発展させた 表現アーツセラピーワーク を行います。

<レインボーダンスとは?>


1988年にディッキー・ジョンソン・博士が発明したともので、情動調整、自己肯定感や社会的共感を育てていくことを目標にしたダンス・ムーブメントワークです。
対象者はADHD, ASD, PTSDの子どもたちなどで、症状の改善していったり、親たちがその子どもたちとどう接すればよいかのヒントを与え、彼らに子育ての自信を与えて、親子のコミュニケーションが円滑になるツールが学べます。
このダンスにはしっかりとしたイントロから終わりまで一貫した物語のような流れがあり、しっかりとしたフレームの過程の各所に心理学的、行動科学的、脳科学的裏付けのある効果的な方法が組み込まれています。


講座概要

日 時:2025年9月28日(日)10:45〜16:30(昼休憩あり)

会 場:兵庫県芦屋市(阪急・阪神・JRの3線利用可/詳細はお申込みの方にご案内)

参加費:11,000円(税込)

お申し込み:https://48auto.biz/musehouse/registp/entryform39.htm

講師プロフィール

ジョーンズ美香

日本大学大学院芸術学研究科修了。米国、レスリー大学大学院表現アートプログラム修了。

ヨーロピアン大学院表現アーツセラピー博士課程修了。マサチューセッツ州臨床心理士。

Parent and Child Interaction Therapy 公認心理士。

Trauma Focused Cognitive Therapy 公認心理士。日米において、二十数年間、メンタルヘルスクリニック、病院、学校、就労支援プログラムなどで臨床やカウンセリングやセラピストの養成などに従事する。

現在はマサチューセッツ州にある表現アーツセラピーセンターのクリニカルスーパーバイザーとして人材の育成と共に、子どもから大人までのクライアントに表現アーツセラピー及びカウンセリングを提供している。専門はトラウマ療法およびインターモデル(複合的)表現アーツセラピー。

***講師からのメッセージ***

トラウマを癒やすためには、安心して心と体を解放できる場が不可欠です。

レインボーダンスはその入り口となり、子どもにも大人にも有効な方法です。

ケアに関わる方、そして“自分自身を癒やしたい”方にとっても大きな力になるでしょう。

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この記事を書いた人

飛南 吏玲(森すみれ)
(表現セラピスト/VoxMundiSchool認定ヨガ・オブ・ボイスティーチャー)
阪神淡路大震災後のボランティアをきっかけにアートセラピーに取り組み、1997年より子どもや大人の自由創作スペース「ミューズハウス」をスタート。2006年にアーツ・コミュニケーション・ラボを設立。心理学、アーツセラピーに関する研究を続けながら、講座を展開して、アーツセラピーの普及にも力を注ぐ。また、2015年、声を自由にし、声を通して自分の本質へと導くヨガ・オブ・ボイス(アメリカVox Mudi School)の日本人ではじめてティーチャーのサーティフィケートを取得。
現在は、神戸を拠点に講座やワークショップ、オンラインクラスのほか、宿泊型の自然のと触れ合うアートリトリートを開催。シャーマニックな場、要素を大切にして、アーツセラピー 、ヨガ・オブ・ボイスを提供している。
薬剤師としての経歴もあり「Art as Medicine」薬の代替としてのアートこそ、これからの時代は必要だと考えている。
その他、2012年からは毎年、Touch Artsプロジェクトの代表として、ボランティアベースで、「大人も子どもも自由にアートで表現できる場」としてのイベントを開催し続けている。

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